矯正治療を始めたいけれど、装置が見えてしまうのは困るという方は、目立たない装置での矯正治療をお選びください。
舌側矯正というのは、普通、歯の表側につける矯正装置(器具)を、歯の裏側につけることで、目立たずに矯正治療をおこなう方法です。外からは装置がほとんど見えません。
舌側矯正が表側矯正より優れているというわけではなく、舌側矯正にもメリットとデメリットがあります。
舌側矯正は目立ちにくいのが最大のメリットですが、慣れるまではやや違和感が強かったり、発声がしにかったりすることがあります。一方、表側矯正も、現在は歯の色に限りなく近い、目立たない装置が多くなってきましたが、見えにくさにこだわるなら舌側矯正がベストです。
まずは初診相談にて、あなたの希望や心配なことをお聞かせください。
舌側矯正のデメリットとして、「表側より治療期間が長い」といわれることがありますが、実際のデータをみるかぎり、表側・裏側で治療期間に差が出ることはほとんどないようです。治療期間については、心配なさらなくて良いと思います。
従来の舌側矯正は、歯の表側につける矯正装置(器具)をブラケットとワイヤーを用い歯の裏側につけることで、目立たずに矯正治療をおこなう方法ですが、当院では、人間工学の国・ドイツで生まれたオーダーメイドのカスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置を導入しています。
一人ひとり異なる歯の裏側の複雑な形にフィットした超薄型のブラケット(歯に取り付ける金具)と、複雑な形に寄り添うように加工したワイヤーをコンピューター技術により作成します。
手作業では作れないほど細やかな器具を使用しますので、舌側矯正にありがちな違和感や話しにくさを最小限に抑えることができるのが、最大の特徴です。
当装置 | 従来の 舌側装置 |
|
---|---|---|
装置の見えにくさ | ○ | △ |
快適さ・フィット感 | ○ | △ |
1回あたりの治療時間 | ○ | △ |
金属アレルギー | ○ | △ |
費用 | △ | ○ |
当装置は、取りはずし式の透明なマウスピース(アライナー)を用いて、歯並びをきれいにしていく矯正で、矯正歯科の先進国アメリカで生まれた比較的新しい治療法です。
従来のワイヤーを使った固定式の器具ではなく、取りはずしのできる透明なマウスピース(アライナー)を用います。アライナーは、治療のステップごとに少しずつ形を変えてあり、2週間おきに交換して、歯の移動を行います。
当装置の治療にはさまざまな制約があることも確かです。
しかし、当装置の見えにくい・取りはずしができるといったユニークな特徴は、ほかには代えがたいものです。
当装置での治療をご希望の方は、お気軽におたずねください。さらに詳しくご説明いたします。
当装置は制限が多く、万能とはいえませんが、治療法としては優れています。特に見えにくい・取りはずしができるといったユニークな特徴は他には代えがたいものと考えております。